【2025年版】XRPの将来性はある?中長期の価格予測と投資判断

XRPが暗号資産で時価総額3位に浮上してるけど、2025年どこまで上がるのか気になる。
こんな疑問を解決します。
✔︎記事の内容
- XRPとは?(特徴解説)
- XRP2024-2025年価格動向
- XRP価格予測(中期-長期)
- XRP将来性を左右する要因
- XRP投資判断とリスク評価
- まとめ

2017年から暗号資産投資している1500XRPガチホリップラーの僕が解説します。
XRPとは・特徴解説
XRPの基本情報と用途(国際送金・ブリッジ通貨)
XRP(エックスアールピー)は、「はやく・やすく・かんたん」に世界中でお金をやりとりできる、とても便利な通貨です。
今までの海外送金(たとえば日本からアメリカ)は、
- お金が届くまでに2〜5日かかる
- 手数料が数千円以上することもある
- 時間とお金がたくさんかかる
でも、XRPを使うとこんなに変わります!
比較項目 | 銀行の海岸送金 | XRPでの送金 |
送金時間 | 2〜5日 | 約3〜5秒 |
送金手数料 | 数千円以上 | 1円以下 |
手続き | むずかしい | シンプル |
たとえば、リップル社が提供する「ODL(オンデマンド流動性)」という仕組みを使えば、銀行を通さなくてもすばやくXRPを使って送金ができるのです。
※参考:Ripple公式データによると、XRPの送金速度は3〜5秒、平均手数料は**0.0002ドル(約0.03円)**です。

昔ながらの銀行は、のんびり走る「各駅停車」。でもXRPは、世界をまたいで一気に走りぬける「のぞみ」みたいなもの。しかも、料金もめちゃくちゃ安いんです。
リップル社とXRPの仕組み(中央集権性・発行総量・ロックアップ)
XRPは、リップル社というしっかりしたる会社が支えていて、決まった数しか作られない安心な通貨です。
XRPがほかの仮想通貨とちがう理由は、主に3つあります。
項目 | 内容 |
中央集権型 | リップル社がXRPの開発や運用を主導。ネットワーク管理は分散されている。 |
発行総量 | 1000億枚と決まっている |
ロックアップ制度 | 大量のXRPをすぐに使えないようにして価格が安定するよう工夫されている。 |
- 発行総量:XRPは最初に1000億枚が一度に発行され、それ以上増えることはありません(出典:Ripple公式)
- ロックアップ:リップル社が保有しているXRPはエスクロー(信託)で管理され、毎月10億枚だけが解除されるしくみ(それ以上使えないように制限)があります
これにより「いきなり全部売られて価値が下がる」ような心配がなく、安定した運用がされているんです。
たとえるなら、XRPは、リップル社という“しっかり者の店長”がいるお金の自動販売機です。
店長は「お金を出しすぎてパニックにならないように」と、あらかじめ出せる本数(通貨の数)を決めて、カギつきの倉庫(エスクロー)に保管しているんです。

XRPは「会社が作ったコインだから心配…」と思う人もいるかもしれません。でも実は、会社があるからこその安心感と、ルールでしっかり守られている仕組みがあるんです。
XRP2024–2025年の価格動向

2024年の値動き・低迷から反転へ
2024年のXRPは、思ったほど値段が上がらず、「がっかりした人」や「もうダメだと思った人」がたくさんいました。でも、データをよく見てみると、ただの「終わり」ではなく「準備の時間」だった可能性があるんです。
たとえば、次のようなデータがあります。
指標 | 内容 | ポイント |
オンチェーンデータ | 大きな投資家(クジラ)がXRPを買い集めている | これは「安い、今のうちに買っておこう!」というサイン |
リップル社の動き | 国際送金サービスの提携や拡大が進んでいる | XRPの使い途が増えているというサイン |
マーケットサイクル | 暗号資産は上がる→下がる→上がるを繰り返す | 今は次に上がる前の静かな時期(嵐の前の静けさ)かもしれない |
- マーケットサイクルの回復
→2023年に続いて続落した際、2024年前半は安値圏で揉み合っていましたが、後半に向けてトレンド回復が始まりました。 - 規制・裁判の進展
→Ripple社と米SECとの訴訟進展の明確化が進み、「XRPは証券ではない」と判断される方向が強まったことで、価格の安心感が高まりました 。 - 機関投資家の参入とオンチェーン需要の回復
→クジラによる買い集めや、ETFへの組み入れ期待などが強まり、流動性と信頼性が増しました
✔︎価格推移(CoinLoreによる年次データ)
年 | 年初USD | 年末USD | 最高値USD | 最低値USD | 年間リターン |
2023 | 約0.34 | 約0.61 | 約0.91 | 約0.32 | +約−45% |
2024 | 約0.63 | 約2.08 | 約2.87 | 約0.39 | +約230% |

XRPは2024年、安値圏でしっかり力をためた後、後半にかけて大きく回復。約0.63ドル→約2.08ドル、最高では2.87ドルまで上昇し、年間で+230%の上昇を記録しました。
2025年にかけての上昇トレンドと過去最高値更新
2025年、XRPは強気相場とリップル社の進展を背景に、過去最高値(2018年の約3.3ドル)を更新しました。
XRP価格予測(中期・長期)

XRP価格中期予測(2025年末)
XRPは、中期的にはビットコイン相場との連動やリップル社の送金ネットワーク拡大により2025年に3~5ドル(保守的な予測でも2ドル)を超える試算もあります。
シナリオ | 価格 | 前提条件 |
弱気 | 1.5〜2.0ドル | 市場の伸び悩み、リップルの進展が限定的 |
中立 | 2.5〜3.5ドル | SEC裁判で進展、ODL採用進むが爆発的ではない |
強気 | 5.0ドル以上 | SEC裁判で完全勝訴、送金での大規模採用、ETF承認 |
- SEC裁判が決着に向かっている
- 2024年のBTC半減期→2025年はアルトコイン相場が活発に
- 中東・アジアでODL(オンデマンド流動性)の導入増
- XRP取引の流動性改善(大手取引所の再上場)
XRP価格長期予測(2030年まで)
XRPは、長期的には国際送金の本格採用や規制整備の進展で2030年に10ドル超の可能性もあります。
シナリオ | 価格予測 | 主な要因 |
弱気 | 3.0〜5.0ドル | 実需の伸びが限定的、競合にシェアを奪われる |
中立 | 6.0〜8.0ドル | 銀行間送金の一部に本格採用、安定した運用 |
強気 | 10.0〜15.0ドル | グローバル送金の標準へ、XRP ETFの金融商品化 |
- 世界銀行・国際送金インフラとの連携拡大
- 中央銀行デジタル通貨(CBDC)との相互運用性
- 各国規制の整備と合法化が進む(特に米国)
- XRPが「ユーティリティトークン」として地位確立
XRP将来性を左右する要因

SEC訴訟・規制動向(和解、非証券判断期待)
XRPはもうすぐ安心して使える通貨になるかもしれません。
アメリカのルールを決める機関(SEC)とのもめごとが、ようやく終わりに近づいてきたからです。
XRPが長い間、投資家に心配されていた理由は、「これはルール違反のコインなのか?」という問題で、アメリカのSEC(証券取引委員会)とリップル社が裁判で争っていたからです。
でも2023年7月、アメリカの裁判所がこう言いました。
「XRPは一部の取引では証券(ルールで厳しく管理される投資商品)ではない」と判断。
これはとても大きなニュースで、XRPの価格もそのとき一気に上がりました(※2023年7月13日に+70%以上上昇)。
さらに、2024年に入っても裁判の流れはリップル社に有利で、**「最終的にSECと和解するのではないか?」**という見方が強まっています。
現物ETF・先物ETFの進展状況(ブラジルETF、CME先物など)
XRPは、世界中で“ちゃんとした投資先”として認められはじめています。
その証拠が、「ETF(上場投資信託)」として少しずつ扱われていることです。

ETF(イー・ティー・エフ)とは、「証券取引所で買える投資のパック商品」のことです。ビットコインやイーサリアムにはすでにETFがあり、たくさんの人が安全に投資できるようになりました。
そして最近では、XRPにも次のような大きな進展があります↓
項目 | 内容 |
ブラジルETF | 2021ブラジルでXRPの現物ETF(コードXRPD11)が上場 |
アメリカ先物 | 2023アメリカ最大の先物取引所(CME)でXRP先物が上場 |
ETF化の意味 | 機関投資家がXRPに投資しやすくなる=価格上昇と安定が期待できる |
機関・投資家の需要(CME、機関投資家、トレーダー動向)
機関投資家たちは、XRPに少しずつ注目し始めています。
だからこそ、今のうちにその流れを知っておくことが大事です。

機関投資家とは、会社や銀行のような「大きなお金を動かすプロの投資家のことです。
最近、そんな人たちがXRPに関心を持ち始めた証拠がいくつかあります。
トピック | 内容 |
CME先物 | アメリカ最大の先物取引所で2023年からXRPの先物取引がスタート。これはプロ向けの投資商品。 |
機関の動き | 大手の分析会社CoinSharesによると、2024年にはXRPへの投資額が3000万ドル(約45億円)以上に。ぜんねんより増加傾向。 |
資金の流れ | 機関投資家がXRPにお金を入れているのは、将来有望な暗号資産と思われている証拠です。 |
Ripple社のプロダクト・技術(RLUSD、RippleNet採用拡大)
XRPは「ただのコイン」ではなく、実際に世界の銀行やお店で使われる“本物の技術”になってきています。
XRPの親会社である**Ripple社(リップルしゃ)**は、通貨をすばやく、やすく送るための技術を作っている会社です。最近では以下のような進展がありました↓
項目 | 内容 |
RippleNet | リップル社が作った送金ネットワークのこと。世界70ヵ国以上の銀行が使用しています。 |
RLUSD | 2024年に発表された新しいデジタルドルのこと。ドルと1:1で交換できる安心設計。 |
採用の拡大 | アジア、中東、アフリカなどの国でRippleNetは早く安く確実にお金を送る方法として認知されてきている。 |
競合・外部環境(他ブロックチェーン、政策変動、経済情勢)
XRPが成長するためには、「ルール(規制)」や「世界の景気」など、まわりの状況がとても大事です。そしてもちろん、同じような働きをするライバルのコインもたくさんいます。
分類 | 内容 |
政策・規制 | アメリカでは暗号資産をどういうルールにするかの動きが活発に。2023年にはXRPが証券ではないと裁判で判断された。 |
経済情勢 | 世界でお金の価値がゆれうごくと暗号資産にも影響。例えば2022年のアメリカの金利上昇で暗号資産市場が冷え込んだ。 |
競合コイン | Stellar(XLM)やAlgorand(ALGO)などもXRPと同じように国際送金や金融サービスに使われようとしている。 |

でも、XRPには独自の強みがあります。それは「リップル社」というしっかりした会社が後ろにいて、すでに世界中の銀行で使われているという“実績”です。
XRP投資判断とリスク評価

リスク要因(ボラティリティ、規制不透明感、技術的競合)
XRPにはリスクもあるけれど、それを正しく理解しておけば、むしろチャンスに変えることができるよ。
リスクの種類 | 内容 |
ボラティリティ | 値段が1日に何%も上がったり下がったりする。 |
規則の不透明感 | 国やルールが変わる事でXRPの扱いも変わる可能性がある。 |
技術的競合 | SolanaやStellarなど速くて安いブロックチェーンがライバルになっている。 |

たとえばアメリカではXRPの先物がCME(世界的な取引所)で取引されるようになり、「本格的な投資対象」として見られていることも事実なんだ。
また、リップル社は中東やアジアで国際送金のインフラを提供していて、実用面ではすでに成果が出ているよ(例:RippleNetの国際採用事例など)。
投資タイミングの目安(買い・保有・売却戦略)
XRP(エックスアールピー)は、買う・持つ・売るタイミングをしっかり考えれば、失敗を減らして、うまく利益を出せるチャンスがあります。
行動 | タイミングの目安 | チェックすること |
買う | 価格が下がり過ぎた時、大きなイベントの前後 | 過去の価格、ニュース、市場の声 |
持ち続ける | 安定している時、まだ上がる予想があるとき | 出来高、専門家の分析、提携の動き |
売る | 急に価格が上がった、悪いニュースが出た時 | 利益確定ライン、市場の過熱感 |

2020年12月にリップル社がアメリカの証券取引委員会(SEC)から訴えられたときは、価格が1ヶ月で約70%も下がったんだ。でも、そのあと裁判が落ち着いてきた2023年には、1日で2倍になったこともあるよ。
まとめ

暗号資産XRPの将来性は、技術革新・国際送金市場での実用性・規制動向によって大きく左右されます。
価格予測はあくまで参考にすぎませんが、専門家の多くは中長期的な上昇の可能性を指摘しています。
特に、リップル社の国際展開やSEC訴訟の進展、CBDC(中央銀行デジタル通貨)との連携などが重要なカギです。
投資戦略としては、短期的な値動きに一喜一憂せず、情報収集とリスク管理を徹底する中長期目線の分散投資が有効です。
将来性に期待しつつも、冷静な判断と戦略的な行動が成功への近道となるでしょう。
未来のチャンスを掴むのは、学び・考え・一歩踏み出した人だけです。今こそ、あなたの“その一歩”が大きな未来につながるかもしれません。
関連記事 リップル社とXRPの違いとは?混同しやすい2つの関係を整理
おすすめ 【危険】仮想通貨の確定申告しないのはやばい!突然やってくる追徴課税の恐怖【面倒な計算はプロに依頼しよう】